キャンプの部分

こんにちは、名古屋支部の舟橋彩乃(あやの)です。
3月キャンプを終えて先日インドから帰国し、今は新生活に向けた準備に奮闘しています。

私は今回、
今まで継続的にキャンプを行ってきたマニプールハンセン病コロニーに加え、9月から新しいコロニーでキャンプを開くための下見&調査を行う「新コロニー開拓キャンプ」に参加しました。
色々なことがありすぎて全部をブログに書くことが難しいので、今回はキャンプ中の心に残った出来事を書きたいと思います。

コロニーの中をぶらついていた時に、出会った一人のじいちゃん。
このじいちゃんと、拙いベンガル語&英語で会話してみる。

ハンセン病による後遺症で、足が痛むということ。
そして、物乞いによってお金を得ているということ。
(インドのハンセン病快復者は、駅や市場などの人が多いところに行き、物乞いをすることによって生計を立てている場合が多い。)
娘がいること…。
いっぱいいっぱい話をしてくれた。

長い時間話して、そろそろその場を立ち去ろうとした時、
じいちゃんが私の目を見ながら、こんなことを言ってきた。

「あなたたちは、日本からインドに来ている。しかもインドの、ハンセン病コロニーに来て、住み込んでいるんだよね。すごい!goodだよ!」

じいちゃんの言葉に、私はびっくり。

今回は下見キャンプだから、ワークをしていない。
ただ、コロニーでみんなと一緒に生活しながら、村人と関わっているだけ。
もちろん今後の活動に繋げていくためにやっていることだけど、
ワークをしないで滞在している私たちのことを村人はどう思っているのかな?
って疑問もちょっとだけ感じていた。

だけど、私たちがやっていることは、村人にとって決してマイナスではない。
それを実際に聞けたことが、嬉しかった。

”ワークキャンプ”の”キャンプ”の部分って、やっぱり大事なんだなぁ。
コロニーで村人たちと一緒に生活することが大切なんだ。
そう思えた出来事でした。

 

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世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。

 

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