【名古屋支部】初めてのワークキャンプ

こんにちは!

今回のブログは、namaste!名古屋支部の奥村駿也が担当させていただきます!

 

今年もはや12月ですね〜。

私は、今年の6月にnamaste!に入らせていただいたのですが、もうそれから半年も経ったのだと思っても、全然実感がわかないです。

その半年の間に私はnamaste!でたくさんのことを経験させていただきました。

今回は、その中でも特に印象に残っている、キャンプのことについて話したいと思います。

私は、今年の9月に3週間ほど、インドのビシュナプールという村にあるハンセン病コロニーでワークキャンプを行なってきました。

そのキャンプで感じたことを一文字で表すとしたら、「新」という言葉に尽きると思います。

ワークキャンプに行くのも、インドに行くのも初めての私にとって、見るもの、聞くもの、触れるもの全てが新鮮でした。

ビシュナプールコロニーに行くまで、滞在していたコルカタの街は、私の目からは人や車や動物たちが無秩序に混ざり合っているように見え、世界にはこんなところがあったのかと、日本とのあまりの違いにただただ驚いていました。

人々の生活排水やら、車の排気ガスやら、動物の腐敗臭やらが、インドの雨季の湿気強い気候と相まって、鼻孔をえぐるような、一種独特の匂いを漂わせていたのも強く印象に残っています。

道行くインド人たちとすれ違う度に、私のことを物珍しそうに見つめる視線を感じ、自分の方がここではよそ者なんだと、すごく気が引き締まったのを今でも覚えています。

あの街で感じた衝撃は、これから一生忘れることはないと思います。

ビシュナプールコロニーについてからも、初めてなことだらけでした。

ビシュナプールのマーケットで自分で買い物をするのも、それを自分たちで調理するのも、水浴びをするのも、みんなで同じところで雑魚寝をするのも

何より、コロニーの人たちと喋ったり、遊んだり、いっしょにコミュニケーションを取るのが初めてでした。

それも、自分は”新”キャンパーの身なので、当然のことなのですが。

でも、そんな”はじめて”の私をコロニーの人たちはこころよく受け入れてくれました。

そのコロニーの中では、私は新参者であるはずなのに、そういう風に接せられることは全くなく、まるで家族のようにフレンドリーに話しかけてくれました。

コロニーの子どもたちはいつも人懐っこく私と遊んでくれました。

ときにはもうしつこいよっていうくらいかまってちゃんをしてくるのですが、そんなしつこささえ私にとってはうれしかったです。

青年たちは、毎回料理を手伝ってくれました。

まきで火を起こすのも初めての私に代わって、ぼくがやるやると率先してやってくれる姿に、彼らの心の豊かさを感じました。

村のおかあさん、おばあちゃんたちはあいさつをすると、いつもニコニコと笑いかけてくれました。

私たち日本人が彼らのために行なっているはずの活動が、逆に私自身が彼らから元気をもらっていたように思います。

そんな彼らのために自分が何か残せたものがあっただろうかと今思うと、後悔が残ります。もっと何かできたのではないかと。

彼らの家の屋根を直すことも、リサーチをして困っていることを聞き出すのも、彼らのためになることなのですが、もっと大切な何かがあると私は思います。

綺麗事のように聞こえるかもしれないですが、例えばそれは、彼らの笑顔だったり、幸せだったり。

それと、常に向き合うことが私たちの活動の根幹だと私は思っています。

 

私は、2019年3月のキャンプにも行くことになっているのですが、そこでは今回のキャンプよりもっと何か残せるようにしてきたいと思います。

 

こうやって書いていて、落とし所がわからなくなってきたので、ここらへんとで終わりにしておきます。

すごく個人的な感想になってしまいました。

 

私は自分の感情を表出するのが苦手なタチなので、最初から最後まで拙い文章でしたか、読んでいただきありがとうございました。

次回の名古屋支部のブログは、河合立希さんです。

お楽しみに〜

 

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